4年目になったアラスカ生活を綴っています
Powered by fun9.net

アラスカのパッケージ旅行を扱っているサイト
1.AB-ROAD
2.エクスペディア
3.HIS

アラスカ行きの格安航空券を扱っているサイト
1.エクスペディア
2.AB-ROAD
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



以下からもアメリカ旅行・留学関連のブログが探せます。ついでにこのブログがどれだけさびれているのかもわかります(苦笑)
にほんブログ村 旅行ブログ アメリカ旅行へ にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(アメリカ・カナダ)へ


このフィールドトリップはアラスカ大学フェアバンクス校主催で、フェアバンクスからダルトンハイウェイを車で北上し、道々にキャンプしながら植物を観察するというクラス。


この地図ではLivengoodから一番北のPrudhoe Bayまでがダルトンハイウェイです。


P1070059.jpg

アメリカでは、一日で一番よかったことと一番嫌だったことをみんなで一人ずつ順番に言っていくというゲームをよくやります。ゲームの名前は人それぞれいろいろ呼んでいますが、フィールドトリップのメンバーの一人であるアリスは「バラとトゲ」と呼んでいました。


ということで、このフィールドトリップを3つのバラと3つのトゲに分けて書いていこうと思います。

まず、3つのトゲから。

①砂埃がとにかくやばい!
ダルトンハイウェイは舗装されていないので、車が通ると砂埃が巻き上がります。氷河が溶けるときにでてきた車のドアをしめていても、車の中は細かい砂だらけ、トレーラーの中も砂だらけ、食料を入れていた箱の中も砂だらけ、パンの袋の中まで砂だらけでした。もちろん人間は砂まみれ、周辺の植物も砂まみれで光合成ができていない状態でした。

P1060893.jpg
車の中から後ろの窓をみたところ

P1070162.jpg
ダルトンハイウェイに舞い上がる砂埃は遠くからでもよく見えました。


面白かったのは、キャンプ11日目に全米科学財団というアメリカの政府機関の官僚の人たちと会う機会がありました。北極圏の科学プロジェクトに力をいれるという政府の方針で北極圏視察に来ていた官僚たち10人は、こぎれいで北極圏の原野にはちょっと似つかわしいくらいおしゃれでした。そして蚊がほとんどいないのに、きっちりと蚊よけジャケットをまとっているトップ官僚…(笑)

一方、キャンプ11日目の私たちは、日に焼けて薄汚く、砂まみれ。おそらく今日の日付すらもよくわかっていない10人。私はほぼ1週間くらい髪の毛を洗っておらず脂ギッシュだったうえに砂埃が合わさり、あたかもマヨネーズと卵が髪にひっかかったみたいな状態でした。

帰り際に官僚の人たちが「食べきれなかった」と置いて行ってくれた2箱分のクッキーやらコーラやらブラウニーに、我さきにと群がりほおばる私たち。そしてそれをものめずらしそうに写真に収める官僚たち。


②暑すぎる!
北極圏がこんなに暑いとは誰が想像したでしょうか。
出発前に寒い日が続いていたアンカレッジではウールのセーターを着ていました。北へ行けばもっと寒いだろうと、ダウンジャケットやフリースやらをしっかりとザックに詰め込んでいきました。その安易な想像とは裏腹に、北へ行けばいくほど暑くなり、半そでと短パンと水着を持っていかなかったことを後悔しました。

ちょうど夏至のころ。北極圏の太陽は24時間沈まず、熱と光をあまり遮らないテントの中ではよく眠れなかったのは言うまでもありません。フィールドにいるときほど、自分がエネルギー機関であることを強く意識することはありません。食べる・寝る・体を温めるなどのエネルギーインプットが足りなくなれば、すぐにエネルギーが欠如し、明らかに何をする気も失せてきます。フィールドでこれらのエネルギーを万全に保つのは容易ではなく、フィールドトリップ中は毎日体力勝負でした。

その後北極海に近づくにつれてだんだん気温が下がっていきました。アラスカ全土的に気温が上がった時期と重なったということもありますが、内陸は暑いというのを身に染みて感じました。


③蚊がやばい!
アラスカ州の鳥は「蚊」というジョークがあるほど、アラスカでは蚊が多いのですが…北極圏は本当にやばいです。蚊は黒いものが好きらしいので、私の黒い髪の毛は常に何千何万もの蚊のターゲットでした。たくさんの追っかけファンに囲まれる宝塚スターのように…私は人気者でした。北極に咲く真っ赤なバラ…とでも比喩できましょうか。

P1070241.jpg


P1070130.jpg
蚊よけネットは必須…



以下からもアメリカ旅行・留学関連のブログが探せます。ついでにこのブログがどれだけさびれているのかもわかります(苦笑)
にほんブログ村 旅行ブログ アメリカ旅行へ にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(アメリカ・カナダ)へ

スポンサーサイト


新たな希望と野望とわくわく感を抱き、北極圏からアンカレッジの日常に戻ってきました。夢だった北極圏でめいっぱい大自然を肌で感じて学んだ20日間の後は、慣れ親しんだアンカレッジ生活も180度変わって見えました。

P1070100.jpg

都会のアンカレッジに住んでいると、アラスカにいるという実感が全くないのが不満でした。でもアラスカの一番北から何日もかけて南下し植物の変化を観察してきた後は、アンカレッジも北極圏からのひとつづきの大地にあるという実感がわきました。「植物こそがその土地をその土地らしくする」というのが私の持論ですが、北極圏と同じ植物、または同じ植物だけど少し違うもの、時にはまったく違うアンカレッジの植物が「ここはアラスカだよ」と静かに私に教えてくれました。

P1070074.jpg

憧れの大地アラスカに住んで4年。でも一人の無力な外国人として、また女性として、アラスカに住み続けることに疑問を持ちはじめていました。音楽が非常に楽しくなってきたこと、そしてよくわけもわからず修士に進んでしまった自分がいて。だから今回の北極圏の旅で、どれだけ自分がアラスカが好きか試してみようと思っていました。もし好きならアラスカに残る。もういいやと思うなら、修士卒業後はどこかもっと音楽のできるところに移る。


…と、この自分にとっては深遠で重要な問いの答えは、アンカレッジからフェアバンクスに移動する飛行機に乗った瞬間にもう決まっていました。眼下に延々とつづく草原、ツンドラ、そしてはるか彼方から蛇行する川。氾濫原に生い茂る柳と桃色のコケの丘。4年前アラスカに来たばかりのころは、これらの自然が織りなすタペストリーの1糸1糸が不思議で不思議でならなかったのですが、4年たってみて様々な経験をして、今それらのほとんどに自分で説明がつけられるということに気が付きました。言いかえれば、眼下に見える風景のほとんどを自分の思い出をとおして見ることができる、ということでしょうか。

P1070312.jpg

アラスカ大好きです。4年たってもまだ大好きです。そしてもっと旅したいです。

P1070038.jpg


こんな答えが出て以来、PhDに行くことを考え始めました。人生こんなに道草ばかりくってていいのかと、心の葛藤もありますが。リサーチフェローシップのポジションを探して給料をもらいながら研究をすれば、PhD=道草=仕事と正当化できるか・・・とまたさらに葛藤してみたりして。そもそも道草って何なのでしょうか?仕事って何なのでしょうか?


「人生とは何か別のことを計画しているときに偶然起きてしまう出来事のこと」


星野道夫の本に出てきた言葉。

P1060995.jpg



以下からもアメリカ旅行・留学関連のブログが探せます。ついでにこのブログがどれだけさびれているのかもわかります(苦笑)
にほんブログ村 旅行ブログ アメリカ旅行へ にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(アメリカ・カナダ)へ


6月23日。朝起きたら窓の外がこんなのでした。

P1060525.jpg

ビル。そしてビル。そしてまたビル!
1週間毎日南東アラスカの森を窓辺に見ながら過ごしてきただけに、都会の殺風景さが目に付きました。
木がない!!

でも都会は都会でわくわくしますけどね。

ビル街というのは日本でも海外でもどこでもあまり変わるものではありませんね。やはりその土地らしさを決めるものは、木だと思います。少なくとも私にはそう思えます。
P1060526.jpg


メープルの木がたくさん。街を歩いていると日本語や中国語がたくさん聞こえてきて、とても新鮮でした。
P1060530.jpg



バスに乗って、スタンリー公園へ。
P1060543.jpg


アラスカとはまったく違う植生。うっそうと茂る森。
P1060531.jpg


アラスカにはこんな「作られた自然」はあまりないので逆にとーっても新鮮でした。
P1060532.jpg





以下からもアメリカ旅行・留学関連のブログが探せます。ついでにこのブログがどれだけさびれているのかもわかります(苦笑)
にほんブログ村 旅行ブログ アメリカ旅行へ にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(アメリカ・カナダ)へ


6月22日。移動日。

南東アラスカを抜けて南に下ると一瞬外海になる海域があります。この日の午前中はちょうどその海域を航海中だったので、船がまともに太平洋からの波をかぶり、船内は大揺れ。船酔い客続出でした。
P1060501.jpg


あれ?晴れてる?南東アラスカを抜けるととたんに晴れてきました。クルーズの乗客は皆こぞって外のデッキで日光を楽しんでいました。
P1060504.jpg


寄航しない日の楽しみは…食べること、寝ること。しかしクルーズ7日目。このころには毎日続いた豪華な食事のせいで胃がおかしくなっていました。
P1060505.jpg
P1060509.jpg


毎晩船の上でいろんなショーが行われるのでそれを見に行ったり、あるいはビンゴ大会を見に行ったりしていました。夜だけでなく朝から晩までいろんなイベントが行われていました。厨房見学だったり、クラフト教室だったり、ダンスやヨガ体験もありました。私たちは寄港地を目いっぱい楽しんだり、あるいは部屋で本を読むほうが好きだったのであまりいろんなイベントには参加しませんでしたが。
しかし最終日の夜はサーカスショーを鑑賞し、部屋に戻る途中のデッキからこんな素敵な夕焼けをみることができました。もうカナダのバンクーバーまですぐそこ。気温もずいぶん暖かくなっていました。
P1060516.jpg



以下からもアメリカ旅行・留学関連のブログが探せます。ついでにこのブログがどれだけさびれているのかもわかります(苦笑)
にほんブログ村 旅行ブログ アメリカ旅行へ にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(アメリカ・カナダ)へ


6月20日。ケチカン。雨。雨。雨。

アラスカで4番目に大きい町だけあって、ウォールマートなどの大型スーパーがあったりかなり活気のある町でした。
P1060477.jpg


トーテムバイト歴史公園。ここは今回の旅行中で一番わくわくした場所です。ケチカンから市バスで30分ほど。町から離れた森の中に、トーテムポールやインディアンの建造物が残されています。その良さを表現する日本語力がなくて残念ですが、今までいろんな本で南東アラスカの自然について読み、イメージを膨らませて来ましたが、この歴史公園は私のそのイメージにぴったり合うものでした。雨の森の土のにおい。深い緑の森のそばに静かにたたずむ古いトーテムポール。海岸線に生えているサーモンベリーをつつくロビンという鳥。そして静かな雨の音と磯の香り。
P1060482.jpg

P1060483.jpg

P1060486.jpg


ふとトーテムポールを見上げるとハクトウワシがてっぺんにとまっていました。かっこいい!神話から取り出したような完璧なシチュエーションにちょっと陶酔しました。
P1060488.jpg

P1060494.jpg

P1060498.jpg



以下からもアメリカ旅行・留学関連のブログが探せます。ついでにこのブログがどれだけさびれているのかもわかります(苦笑)
にほんブログ村 旅行ブログ アメリカ旅行へ にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(アメリカ・カナダ)へ


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。