4年目になったアラスカ生活を綴っています
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先週のことになりますが、アメリカに来てはじめてオーケストラのコンサートで弾く機会がありました。


日本のオーケストラとのあまりの違いにびっくり!
アメリカに4年もいてまだカルチャーショックというものに出会うとは…。


弾いた曲は
シベリウス カレリア序曲の中の1曲
ミアスコフスキー チェロ協奏曲 (チェロソリストは私のチェロの教授)
ドボルザークの交響曲6番


このうち楽しく弾けたのはシベリウスのみ。他の二つは「いったいこの曲誰が決めたの?」と思うほど、アンカレッジ市民オーケストラにとっては難曲でした。


150505CivicDSC_4649.jpg
出典:adn.com

まず、この指揮者…指揮がわかりにくいのです。
あるチェロパート員が「指揮者が何をやっても、絶対に見るな!!」と言ったほど、指揮がよくわかりませんでした。
指揮に頼らずとも団員のチームワークで演奏できるくらいに練習できればいいのですが、なにせ練習期間は1ヵ月半週1回のみ。
コンサートマスターは大学のバイオリン教授、そしてチェロ協奏曲ではチェロの教授もオーケストラに参加していたのですが、彼らがまともなことを言うたびに、指揮者がとんちんかんなまとめ方をするので団員はみんな失笑でした(笑)



150505CivicDSC_7814.jpg出典:adn.com
そしてこのおばあさん方。
お年寄りになってもオーケストラに参加するっていうのは、アメリカならではで、さすがだなと思いました。
しかし近年UAAの音楽学部は学生にアンカレッジ市民オーケストラで弾くことを奨励しているので、チェロパートは60代以上のおばあさんたちと大学生という構成。
「勇敢にオープンに弾こうとする大学生」 vs 「保守的に細々と弾こうとするおばあさん達」 というちょっとした対立がありました。
私も一応大学生なので割と勇敢にオープンに弾いていましたが間違うと、前列のおばあさん方がため息をつきながら肩をすくめて「No Noというようにこっちを見てくるという塩梅でした。


もう一つ気になったのは、本番3週間前の時点でほとんどみんな楽譜をのり付け(またはテープで貼るとか)していなかったことです。楽譜を本のようにしておかないと、譜めくりしにくいとおもうのですが…。
結局本番までにはだいたいの人が製本していましたが、本番でもぜんぜん製本していなかったのが、このチェロのおばあさん方。ドボルザークの交響曲の長い楽譜もクリップでとめただけ(笑)
もう譜面台上は紙だらけ。もしも譜めくりを間違えると…40枚もの楽譜が全部床に散らばるという悲劇になるのは目に見えていますね。それが本番でおきると、それだけで演奏がストップしかねない大惨事になるでしょうね。
しかし絶対に譜めくりを間違えないという変な自信があるのが、さすがおばあさん方。
譜めくりに時間がかかってもぜんぜん気にしないというのも、さすがおばあさん方。



日本のオーケストラにいたときは、弓順は鬼のようにしっかりとパート内で、またはパート間であわせていました。
弦楽器は弓の動きをみんなであわせておかないと、弓が隣の人にぶつかるし、見た目に美しくないとか、表現がそろわないとか、いろんな困ったことがおきます。
しかしアンカレッジ市民オーケストラではほとんどみんな弓順は気にしていませんでした。
郷に入れば郷に従えってことで、私も最初は気にしないことにしていたのですが、さすがにだんだん気になってきて(こういうところが日本人の私。)。
いつも一番弓順がそろっているチェロパート員にコンサート当日に楽譜を見せてもらいましたが、弓順はまったく書かれていませんでした。



細かいことはいちいち気にしないっていうのが、この市民オーケストラの基本的な流れなんでしょうが、何を気にして何を気にしなくていいのかが、私にはまったくわかりませんでした(笑)


それから、一つ自分の大失敗。
ドボルザークの交響曲の4楽章の一番最後で、オーケストラ全員が休符という箇所があるのですが…
そこで、私一人、飛び出しました。間違って弾いちゃいました。
これをやってしまうとしばらくトラウマになります。




まぁいろいろ七不思議はありましたが、本番のチェロ協奏曲が大変すばらしかったというのがハイライト。

150505CivicDSC_7717.jpg出典:adn.com



おまけに私のチェロの教授が即興アンコールで弾いたバッハのチェロ組曲5番が、今まで聞いたどんな演奏よりもすばらしかったのでした。
ちなみにこの教授はチェロ組曲の専門家で、研究テーマはバッハのチェロ組曲の即興性についてです。
この時代の音楽家は、譜面どおりの音やタイミングで正確に弾くということはせず、かならずトリルなどの即興をおりまぜた演奏をしたそうです。
ということで教授の演奏もトリル満載で、特別な世界観をもった演奏でした。
ミアスコフスキーのような現代曲を弾いたあとでも、ステージ上はバッハの古風な世界観に完全に塗り替えられ、それが心の奥深くに語りかけてくるようでした。
音楽っていいなと思いました。
そして私もステージ上を自分の世界観に塗り替えられるような存在感をもった演奏をいつかしてみたいと思ったのでした。



とはいえ、バッハのチェロ組曲は私にとってはなかなか難しくなかなか練習する気にならないのですが、そろそろ本気で取り組んだほうがいいような気もします。



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さて、ブログも長いこと滞っていました。

1月から大学院生活が始まり、なかなかに忙しい毎日を送っておりました。

何が忙しいって???


チェロが、です(笑)


波乱万丈の飛行機旅を経て、お正月明けにチェロを日本から持って帰ってきました(その話は別の機会にブログに書きましょうね)。

その後、先週末のコンサートに向けて、フォーレ作曲のエレジーという曲をずっと練習していました。

アラスカではもうすっかり有名なチェリスト、Zuill Bailey さんのマスタークラスを受けられたのはとてもラッキーなことでした。

Zuillさんてこんな人。



この演奏にも表れているようにかなり強いパーソナリティを持った人です。彼の演奏も、そして演奏に対するアプローチも、彼の強い個性の一部という感じがします。そういった強い個性は私にはないものなので、勉強になりました。自分とは全く違う視点からのアドバイスは貴重。



そして先週末のコンサート。大学の音楽学部主催のコンサートで弾かせていただきました。
だらだらと所感と分析を述べてみます。

①演奏を通して人とコミュニケーションできるということ
私は昔から口下手がコンプレックスで、英語で話すとなればなおさら。人と話す機会をなるべく避けて生きているような人間です。ブログこそ書いてはいますが、気の利いた面白い話は一切書けません。しかし今回のコンサートでは、意外にもたくさんのお客さんが私の演奏を「素晴らしかった」と仰ってくださり、中には「泣きそうになった」と言ってくださった方も。そんな反応に驚きつつも、私はチェロを通して自分のストーリーを案外うまく語れるんだなと気づきました。これは自分の中では大きな発見。


②適度の緊張は有効
これはよく聞く言葉だけれども、自分で実感したのは今回が初めて。今回のコンサートでは土曜日・日曜日と二日間続けて同じプログラムの演奏会でした。土曜日は朝から緊張しまくりでしたが、本番ではステージ上特有の波に乗れて、演奏はうまくいったかなというのが感想。波に乗るっていうのは大切で、たとえば自分で練習しているときにはこの特有の波に乗れることはほとんどないと思います。人に見られているという緊張感と、ステージ上でその場を楽しむことの相乗効果で波に乗れるのではないかと思っています。逆に日曜日ではチューニングがうまくいかず(ピアノの音程が前日の440Hzから439Hzに下がっていたので、なんとなく感覚が狂ってしまいました)、なかなかハードな演奏でした。
教訓:チューニングは大切!


③音楽をInternalize(内在化)する
最近出会ったこの言葉「Internalize(内在化)」。いい言葉です。このコンサートに向けて、7分弱のこの曲を5か月も毎日毎日練習し続けたわけですが(笑)、これだけ練習すると弓順も何もかも間違う気がしないのです。この曲を自分の中に取り込む(Internalize(内在化する))ことができたということでしょうか。元来音楽に関して特別な才能があるわけではない私にとっては、曲をInternalizeできたとき、曲に心をこめるということができるのではないかと思いました。


このコンサートの様子はこちらのブログでも取り上げていただきました。


コンサートのチラシ
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チェロの先生からいただいたEvah Pirazziの弦
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これはコンサート本番ではなく、練習のために参加した学生コンサート
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これは全く関係ないですが、1月末のAnchorage Symphony Orchestraでマーラーの交響曲5番とハイドンのチェロ協奏曲という、私にとっては最高にわくわくするプログラムの演奏会(のリハーサルを見に行ったとき)
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久しぶりにブログを書いてみましたが…私の日本語力の低下が甚だしいのもさることながら、内容もいまいちピリッとしないですね。



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めっきり寒くなってきたアラスカ。もう電気毛布がないと寒くて寝られません…



2週間前に南東アラスカにまた旅をしてきました。旅から帰ってきたら…仕事とチェロで怒涛の1週間を送っておりました。

旅の記録もまたあとで書かなければならないのですが、もう今日は夜遅いので…でも今週末の出来事がどんなにすばらしかったか一言書かずには寝られないのです。



2週間前にジュノーに滞在していた際に、Zuill Baileyというチェリストのコンサートに行ってきました。ハイドン、サンサーンス、プロコフィエフのチェロコンを一夜に全部弾いてしまうという、すごいプログラム。

このコンサートはシトカ音楽祭の一環だったのですが、私がアンカレッジに帰ってきたらこのチェリストがアンカレッジでもコンサートを開いていました。ちょうど大学のチェロの教授のつてで割引チケットが手に入ったので、3日間連続この人のコンサートに行ってきました。


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一言で感想を言うと、「現代音楽にこんなにわくわくしたのは初めて!」でした。

Nicolas Altstaedt というチェリストのドビュッシーのチェロソナタが迫力&スリル満点で、もう見ていてわくわくどきどき。演奏会というのは最高のエンターテイメントだと思いました。こういった現代音楽はyoutubeやCDで聞くよりも、生で聴いた方が100倍も1000倍も面白いです。

このチェリストがまた孤高のチェリストといった感じで、演奏中に虚空を見つめるような姿が印象的。完全に自分の世界を作り出していて、音楽自体が虚空から流れ出てきたような演奏でした。


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次にでてきたBella Hristovaというバイオリニストのバッハのパルティータも引き込まれる演奏。

見ている人が完全に引き込まれて息をするのも忘れるほどの世界を作り出していました。パフォーマンスというのは一種のフィクション創作といえるのではないかと思います。演奏者と視聴者の間の空間にフィクションの世界を作り出し、演奏者はその世界にどれだけ視聴者を引き込めるか。

とすると、小説も映画も音楽もフィクション創作という意味では一緒ですね。




世の中にエンターテイメントが求められるのは、人間は夢を見たがる生き物だからではないでしょうか。エンターテイナーは視聴者の目の前に虚構の世界を築き、視聴者は今現在ここにはない世界、すなわち夢を見ることができる。




コンサートが終わってそんなことをとりとめもなく考えていたとき、ふと、いま自分がアラスカにいるということはフィクション(夢)だろうかそれともノンフィクション(現実)だろうかという問いが沸いてきました。

いや、もちろん現実なんですが。

でも、こんなにすばらしいアラスカの大自然に囲まれているというのは、とても現実味の薄い現実に思えたりするのです。

アラスカという世界が本当にあるんだ、と実際に確かめたのが3年前。しかし長く住むにつれて、ここが好きになるにつれて、この現実が夢に変わっていくような感じもするのです。




ふと気づいたら、大阪のあの満員電車のぎゅうぎゅう詰めのなかで、人生最大のフィクション(夢)だったアラスカのことをなつかしく思い出してそうな気がします(やだなー…)。自分にとって、いま住んでいるアラスカよりも、大阪のあの満員電車の方が現実味の強い現実である…っていうのは何だか悲しいですが(笑)

最近、アンカレッジのコミュニティにもっと関わっていこうと考えたり、車を買おうかと悩んだりしていることは、一睡の夢になってしまいそうな私のアラスカを必死でノンフィクション(現実)にしようとしている行為なのかもしれない、と思ったのでした。




まぁ、とにかく。第2夜にはそのNicolas Altstaedtさんによるタンゴの曲の演奏がありました。それがまた、私のツボにぴったりとはまってしまったのです。まぁ、話し出せば長くなるのですが、私がチェロに出会う前、私は情熱のすべてをタンゴに傾けていた時があったのです。

今回演奏されたのはLa grandeという曲です。同じ曲はYoutubeにはありませんでしたが、同じようなタンゴの曲をおなじチェリストが弾いている動画を貼っておきます。この人すごいわ。




ということでしばらくは音楽に明け暮れる日々になりそうです。こんな日々が一生続けばいいな…







余談ですが、週末の夜のコンサートが終わったらバスがないので、昨日はコンサートホールから家まで1時間かけて自転車で帰りました。昨日の朝はチェロをかついで自転車に乗っていたら、ブレーキがきかなくなって地面にチェロごと倒れこむというアクシデントもありましたが…あんなにすばらしい演奏が聴けたので、苦労してコンサートに行ったかいがありました。

明日はZuill Bailey さんのチェロのマスタークラスを聞きにいきます。



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