3年目になったアラスカ生活を綴っています
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めっきり寒くなってきたアラスカ。もう電気毛布がないと寒くて寝られません…



2週間前に南東アラスカにまた旅をしてきました。旅から帰ってきたら…仕事とチェロで怒涛の1週間を送っておりました。

旅の記録もまたあとで書かなければならないのですが、もう今日は夜遅いので…でも今週末の出来事がどんなにすばらしかったか一言書かずには寝られないのです。



2週間前にジュノーに滞在していた際に、Zuill Baileyというチェリストのコンサートに行ってきました。ハイドン、サンサーンス、プロコフィエフのチェロコンを一夜に全部弾いてしまうという、すごいプログラム。

このコンサートはシトカ音楽祭の一環だったのですが、私がアンカレッジに帰ってきたらこのチェリストがアンカレッジでもコンサートを開いていました。ちょうど大学のチェロの教授のつてで割引チケットが手に入ったので、3日間連続この人のコンサートに行ってきました。


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一言で感想を言うと、「現代音楽にこんなにわくわくしたのは初めて!」でした。

Nicolas Altstaedt というチェリストのドビュッシーのチェロソナタが迫力&スリル満点で、もう見ていてわくわくどきどき。演奏会というのは最高のエンターテイメントだと思いました。こういった現代音楽はyoutubeやCDで聞くよりも、生で聴いた方が100倍も1000倍も面白いです。

このチェリストがまた孤高のチェリストといった感じで、演奏中に虚空を見つめるような姿が印象的。完全に自分の世界を作り出していて、音楽自体が虚空から流れ出てきたような演奏でした。


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次にでてきたBella Hristovaというバイオリニストのバッハのパルティータも引き込まれる演奏。

見ている人が完全に引き込まれて息をするのも忘れるほどの世界を作り出していました。パフォーマンスというのは一種のフィクション創作といえるのではないかと思います。演奏者と視聴者の間の空間にフィクションの世界を作り出し、演奏者はその世界にどれだけ視聴者を引き込めるか。

とすると、小説も映画も音楽もフィクション創作という意味では一緒ですね。




世の中にエンターテイメントが求められるのは、人間は夢を見たがる生き物だからではないでしょうか。エンターテイナーは視聴者の目の前に虚構の世界を築き、視聴者は今現在ここにはない世界、すなわち夢を見ることができる。




コンサートが終わってそんなことをとりとめもなく考えていたとき、ふと、いま自分がアラスカにいるということはフィクション(夢)だろうかそれともノンフィクション(現実)だろうかという問いが沸いてきました。

いや、もちろん現実なんですが。

でも、こんなにすばらしいアラスカの大自然に囲まれているというのは、とても現実味の薄い現実に思えたりするのです。

アラスカという世界が本当にあるんだ、と実際に確かめたのが3年前。しかし長く住むにつれて、ここが好きになるにつれて、この現実が夢に変わっていくような感じもするのです。




ふと気づいたら、大阪のあの満員電車のぎゅうぎゅう詰めのなかで、人生最大のフィクション(夢)だったアラスカのことをなつかしく思い出してそうな気がします(やだなー…)。自分にとって、いま住んでいるアラスカよりも、大阪のあの満員電車の方が現実味の強い現実である…っていうのは何だか悲しいですが(笑)

最近、アンカレッジのコミュニティにもっと関わっていこうと考えたり、車を買おうかと悩んだりしていることは、一睡の夢になってしまいそうな私のアラスカを必死でノンフィクション(現実)にしようとしている行為なのかもしれない、と思ったのでした。




まぁ、とにかく。第2夜にはそのNicolas Altstaedtさんによるタンゴの曲の演奏がありました。それがまた、私のツボにぴったりとはまってしまったのです。まぁ、話し出せば長くなるのですが、私がチェロに出会う前、私は情熱のすべてをタンゴに傾けていた時があったのです。

今回演奏されたのはLa grandeという曲です。同じ曲はYoutubeにはありませんでしたが、同じようなタンゴの曲をおなじチェリストが弾いている動画を貼っておきます。この人すごいわ。




ということでしばらくは音楽に明け暮れる日々になりそうです。こんな日々が一生続けばいいな…







余談ですが、週末の夜のコンサートが終わったらバスがないので、昨日はコンサートホールから家まで1時間かけて自転車で帰りました。昨日の朝はチェロをかついで自転車に乗っていたら、ブレーキがきかなくなって地面にチェロごと倒れこむというアクシデントもありましたが…あんなにすばらしい演奏が聴けたので、苦労してコンサートに行ったかいがありました。

明日はZuill Bailey さんのチェロのマスタークラスを聞きにいきます。



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6月23日。朝起きたら窓の外がこんなのでした。

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ビル。そしてビル。そしてまたビル!
1週間毎日南東アラスカの森を窓辺に見ながら過ごしてきただけに、都会の殺風景さが目に付きました。
木がない!!

でも都会は都会でわくわくしますけどね。

ビル街というのは日本でも海外でもどこでもあまり変わるものではありませんね。やはりその土地らしさを決めるものは、木だと思います。少なくとも私にはそう思えます。
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メープルの木がたくさん。街を歩いていると日本語や中国語がたくさん聞こえてきて、とても新鮮でした。
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バスに乗って、スタンリー公園へ。
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アラスカとはまったく違う植生。うっそうと茂る森。
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アラスカにはこんな「作られた自然」はあまりないので逆にとーっても新鮮でした。
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6月22日。移動日。

南東アラスカを抜けて南に下ると一瞬外海になる海域があります。この日の午前中はちょうどその海域を航海中だったので、船がまともに太平洋からの波をかぶり、船内は大揺れ。船酔い客続出でした。
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あれ?晴れてる?南東アラスカを抜けるととたんに晴れてきました。クルーズの乗客は皆こぞって外のデッキで日光を楽しんでいました。
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寄航しない日の楽しみは…食べること、寝ること。しかしクルーズ7日目。このころには毎日続いた豪華な食事のせいで胃がおかしくなっていました。
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毎晩船の上でいろんなショーが行われるのでそれを見に行ったり、あるいはビンゴ大会を見に行ったりしていました。夜だけでなく朝から晩までいろんなイベントが行われていました。厨房見学だったり、クラフト教室だったり、ダンスやヨガ体験もありました。私たちは寄港地を目いっぱい楽しんだり、あるいは部屋で本を読むほうが好きだったのであまりいろんなイベントには参加しませんでしたが。
しかし最終日の夜はサーカスショーを鑑賞し、部屋に戻る途中のデッキからこんな素敵な夕焼けをみることができました。もうカナダのバンクーバーまですぐそこ。気温もずいぶん暖かくなっていました。
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